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変わる六本木のクラブ1

つい一年前までは

alife,flower,vanity
が六本木のクラブの枢軸と言われていた。

トップを走ってきたクラブが今、休業、閉店と言う事態に
この事態を受けてmuseとcolorが難民達を支える状況となっている。


colorのナンパ師達の評価は賛否両論だった。

『イチャつける場所がない』

『選曲もイマイチ、音も自分には合わない』

『フロアーが狭くどこにポジション置いたら良いか分からない』

『週末、軽く男多くないか?』


一方で女性の意見は?

『イケメン多い、皆にお酒奢って貰った~』

『なんかみんな挙動不審、わけ分からない奴多い』

『なんか動きおかしくない?怪しいよ~』

『すぐ飽きちゃうな~、もっと踊りたいから渋谷atomへタクシーで移動』

『ハシゴしなきゃ無理~、エスプリ、HIVE行く~』

『混んでて入れないし、タクシーで渋谷のクラブ移動したよ』

『平日イベはフリーで入れてタダ酒飲めるしお洒落で良いじゃん』


クラブってものは音と踊りがそもそもの最重要視される部分であって
そうして盛り上がって行く事で男と女がイチャツキ始める
それができていたのが全盛期のalifeの地下でしょう。
今のcolorにそれはないと思う。
クラブにナンパ師が求める非日常的な空間を音と光のマジック
によって作り出し全体的なムードを総じて連動させる事で
初めて入れ食い状態が生まれる。


だからalifeの全盛期を知っているナンパ師達は不満を口にする。
一度味わってしまった快感を忘れることはないから。

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